初夏の時期になると、味わうことができる「さくらんぼ」の一番美味しい時期はいつなのか、ご存じでしょうか?
ここでは、さくらんぼについて、そしてさくらんぼの本当の美味しさの魅力を感じさせてくれる本格スイーツのおすすめレシピを厳選してご紹介します。
さくらんぼの美味しい季節っていつ?
初夏を感じる季節にはさまざまな美味しい果物が出回ります。そのなかでも人気の「さくらんぼ」は初夏が一番美味しい季節です。初夏とは一般的に、6~8月を指します。
さくらんぼの旬は意外と短いため、見つけたら買わないとすぐにお店からなくなってしまう可能性があります。
また基本的には初夏の季節が一番美味しいのですが、さくらんぼの栽培方法や種類によって、旬も少し違ってきます。
・佐藤錦
山形で生まれた、日本の代表的なさくらんぼの品種です。砂糖錦の旬はやはり狭い範囲で、6月中旬~7月上旬となっています。
・紅秀峰
佐藤錦と天香錦を掛け合わせた品種で、大粒で歯ごたえがあるのが特徴です。旬は佐藤錦よりも遅く、7月ごろとなっています。また収穫機関が1週間~10日とかなり短く、手に入れられる期間も短い品種です。
・紅てまり
佐藤錦とビックを交配して生まれた品種で、糖度が高く、大粒なのが特徴です。旬は7月上旬~7月下旬と、さくらんぼにしては少し遅い時期となっています。
オーブンを使わない簡単さくらんぼスイーツ
初夏に旬を迎えるさくらんぼのスイーツレシピをご紹介します。オーブンを使わない簡単レシピなので、お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
◇可愛いさくらんぼのパンナコッタ
・材料(直径7.5cm高さ6cmの容器4個分)
<パンナコッタ>
牛乳:300ml
生クリーム 200ml
砂糖:60g
ゼラチン:5g
水:60ml
<さくらんぼソース>
さくらんぼ(種を取り除く):130g
砂糖:30g
レモン汁:小さじ1
<仕上げ用>
さくらんぼ:4個
・作り方
1.種を取り除いたさくらんぼと砂糖を鍋に入れ、30~60分置いて水分を出しておく。
2.レモン汁を加えて中火で4~5分煮込む。
3.粗熱を取り、フードプロセッサーで滑らかにしてバットなどに開け、冷やす。
4.ゼラチンと水を混ぜ、10分ほど置きふやかす。
5.牛乳、生クリーム、砂糖を鍋に入れて、中火で沸騰しないように混ぜながら温める。鍋の周りが沸々となってきたら火からおろし、ふやかしたゼラチンをよく混ぜ合わせる。
6.氷水を入れたボウルにパンナコッタの生地が入った鍋をつけて粗熱をとり、とろみが出てきたら4等分に容器に入れる。
7.冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
8.固めたパンナコッタにさくらんぼのソースをかけ、飾り用のさくらんぼをのせたらできあがり!
◇一口さくらんぼゼリー
・材料(10個分)
さくらんぼ:10個
粉ゼラチン:17g
水(ふやかし分):70ml
<レモンジュース>
お湯(60℃):500ml
砂糖:60g
レモン汁:60ml
・作り方
1.ボウルに水と粉ゼラチンを入れてふやかす。
2.別のボウルにレモンジュースの材料のお湯と砂糖入れて混ぜ溶けたら、ふやかしたゼラチンとレモン汁を入れてよく混ぜる。
3.小さめのボウル又は器にラップを大きめに敷き、真ん中にさくらんぼを置く。
4.レモンジュースとゼラチンを合わせた液を入れ、輪ゴムを使って茶巾のように結ぶ。
5.冷蔵庫で1時間以上冷やし固め、ラップを外してお皿に盛り付けてできあがり!
本格的!さくらんぼスイーツ
初夏を涼しく味わうスイーツ以外にも、美味しい本格的にさくらんぼを使ったスイーツのレシピもご紹介します。
◇簡単さくらんぼのシフォンケーキ
・材料(17cmのシフォン型)
卵:4個
薄力粉:50g
砂糖:90g
さくらんぼ:5~6個
ホイップクリーム:適量
・作り方
1.オーブンを180℃に予熱し、薄力粉を振るっておく。
2.ボウルに卵を割り入れ、少しほぐして砂糖を全て入れる。
3.ハンドミキサーで15分ほど混ぜる。
4.混ぜた卵と砂糖に、ふるった粉を混ぜてミキサーでさらに混ぜる。
5.型に生地を流し入れる。型を数回落として、泡を落ち着かせて180℃に予熱したオーブンで30~40分焼く。このとき、焼き終わるまで絶対にオーブンの扉は開けないようにしてください。
6.焼き上がったら、完全に冷めてから型を外す。ホイップクリームとさくらんぼを飾り、できあがり!
◇甘酸っぱいさくらんぼのパウンドケーキ
・材料(17×8×5cmのパウンドケーキ型 1台分)
A.さくらんぼ:20個(種を取る)
A.砂糖:大さじ1
薄力粉:100g
ベーキングパウダー:5g
砂糖:60g
マーガリン又はバター:50g
卵:2個
・作り方
1.マーガリン(又はバター)は室温に戻し、オーブンを170℃に予熱する。
2.Aの材料をボウルになじませておく。薄力粉とベーキングパウダーを合わせて振るっておく。
3.別のボウルにマーガリンと砂糖を白っぽくなる混ぜ、ときほぐした卵を少量ずつ加え、粉を少しずつ入れ、混ぜる。
4.Aのさくらんぼを汁ごとボウルに入れて混ぜたら、型に流し込み、型を数回落として空気を抜く。
5.予熱してあったオーブン170℃で40分焼いたらできあがり!アルミ箔で覆って1日置くと、しっとりとして美味しくなります。
まとめ
たくさんの美味しい果物が出回る季節の初夏にしか味わえない「さくらんぼ」は、そのさっぱりとしていて甘いなんともいえない美味しさで、年齢を問わず大人気です。
さくらんぼをさらに美味しくしてくれるスイーツを手作りして、ますます「さくらんぼの美味しさ」を発見しましょう。家族や友達同士、自分へのご褒美として味わってみてはいかがでしょうか?