春のイベントのイースター祭りは、一昔前よりも知名度も上がり、色々なイースターにちなんだイベントや期間限定スイーツなど、さまざまな楽しみ方が増えました。そこで、イースターをもっと身近に楽しく、お祝い事のイベントとしてみんなで楽しめる方法やイースターの基礎知識や由来などをご紹介します。
イースターとは?
最近イースターの日は、クリスマスやハロウィンと同じくらい知られている日ですが、もともとどんなことを祝うイベントなのかご存知でしょうか?
イースターの本来の意味と、イースターの日がなぜ、毎年違う日であるのかを説明します。
◇イースターの意味と由来
イースターのもともとの意味は、キリストが十字架にかけられてなくなり、3日目に復活したことが始まりです。
イースターとは復活したことをお祝いする「復活祭」のこと。また、古代ゲルマンの神話春の女神の「エオストレ」にも由来がされているともいわれています。
◇イースターを決めるための法則とは?
もともと、イースターは日にちが決まっていませんが、日にちを決める基準は存在しています。「春分の日の後の、初めの(最初)満月の日の次の日曜」がイースターとなります。
このため、毎年イースターの日にちが異なるのです。
イースターで使われるたまごとウサギの意味は?
なぜ、イースターにはたまごとウサギが必ず登場するのかをご存知でしょうか?
それは、次のような由来や意味があります。簡単に解説してみましょう!
◇たまごの由来と意味
たまごは、新しい命が誕生することの象徴です。時間を経て殻の中から生命が誕生する様子が、キリストが復活したことと連想させるため、たまごがイースターのシンボルとなりました。
◇ウサギの由来と意味
イースターにウサギが使われているのは、多く子どもを生むウサギが、子孫繁栄や豊穣のシンボルとされていることからきています。
さらに、「野ウサギ」からも由来があります。野ウサギは春によくみられる躍動感がある動物です。春のお祝いにリンクしている動物のイメージがあるため、これも由来のひとつといわれています。
イースターの楽しみ方
イースターの由来や意味を知ったら、今度はウサギやたまごを使ってイースターを楽しみましょう!
エッグチョコハントのようにお菓子を使った楽しみ方もあります。
◇イースターエッグの作り方
材料
・たまご6個
・食用色素 赤、青、黄色 各適量
・ぬるま湯 少々
・酢(レモン汁でも可) ゆで卵1つに対して大さじ1
・水 ゆで卵1つに対して200ml
作り方
・冷蔵庫から取り出したたまごを鍋に入れ、卵に水がかぶるくらい入れたら12分ほど硬めに茹でます。
・茹でたら、お湯を捨て流水にさらし水気をふきます。
・ビニール袋に、水、食用色素、酢を加え、そこに茹でた卵をいれ水が漏れないように輪ゴムなどで、口をしっかり止めます。
・ムラにならないように時々動かし、たまごに色を染めます。10分程度で薄く色づきます。色の濃さは時間で調整してください。
・自分の好みの色に染まったら、たまごを取り出し水気をふき取り、網などの上に置き乾かし完成です。クレヨンなどで模様をつけると、かわいいイースターエッグが完成します。
◇エッグチョコハント
エッグチョコハントは、たまご型の形をしたケースの中に小さなお菓子を入れたものを、庭や公園に隠して探す遊びです。
ケースの中にお菓子が入っているため、遊び終わった後にはお菓子が食べられるほか、家族でのコミュニケーションが増える遊びとなっています。
春のイベント「イースター」をみんなで楽しもう!
ただのお祝い事の日ではなく「復活の日をお祝いする日」という意味があるイースター。本来の由来や意味を知り、ますますお祝いしたくなったのではないでしょうか?
春は新しい命や新しい生活が始まる季節です。イースターをお祝いしながら、自分の周りの新しい環境も一緒にお祝いしてみるのもおすすめです。
イースターで家族や友達と素敵な時間を過ごしましょう。