まずは、ケーキに表示されている期限の意味と、確認するときのポイントを知っておきましょう。
賞味期限と消費期限の違い
食品のパッケージには、賞味期限か消費期限のどちらかが表示されています。二つはよく似た言葉ですが、意味は大きく異なります。賞味期限は「おいしく食べられる期限」のことで、比較的日持ちする食品に表示されます。期限を少し過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありませんが、風味や食感が落ちていく目安になります。一方、消費期限は「安全に食べられる期限」のことで、傷みやすい食品に表示されます。消費期限を過ぎた食品は、見た目やにおいに変化がなくても、食べないようにすることが大切です。クリスマスケーキの場合、生クリームやフルーツを使ったケーキの多くには消費期限が、シュトーレンなどの焼き菓子には賞味期限が表示されています。まずは、購入したケーキにどちらの期限が書かれているかを確認することが、安全においしく食べるための第一歩です。期限の意味を正しく知っておくと、食べきるタイミングも判断しやすくなります。
ケーキの期限表示の見方
ケーキの期限は、箱に貼られたシールや、一緒に入っている説明書きに記載されていることが多くあります。期限は「○月○日」のように日付で表示されるほか、「本日中にお召し上がりください」と書かれていることもあります。お店で予約したケーキの場合は、受け取ったときにスタッフから期限を伝えられることもあるので、聞き逃さないようにしましょう。また、期限と一緒に「要冷蔵」「10℃以下で保存」など、保存方法が書かれていることがほとんどです。表示されている期限は、この保存方法を守った場合の目安です。冷蔵庫に入れ忘れたり、暖かい部屋に長い時間置いたりすると、期限より前でも傷んでしまうことがあります。通販で届いた冷凍ケーキは、冷凍のままの期限と、解凍したあとの期限が別に書かれている場合があります。受け取ったらすぐに説明書きを読み、期限と保存方法を確認しておきましょう。家族にも期限を共有しておくと安心です。
期限表示で気をつけたいポイント
期限表示を見るときは、いくつか気をつけたいポイントがあります。まず、表示されている期限は、未開封の状態で正しく保存した場合のものです。箱を開けて切り分けたケーキは、空気にふれることで乾燥したり、傷みやすくなったりするため、期限にかかわらず早めに食べきることが大切です。次に、持ち帰りにかかる時間にも注意しましょう。ケーキについている保冷剤は、持ち帰りの時間に合わせて入れられていることが多く、寄り道をして時間がかかると、ケーキの温度が上がってしまいます。受け取ったら、できるだけまっすぐ帰り、すぐに冷蔵庫に入れるようにしましょう。また、パーティーなどで長い時間テーブルに出しっぱなしにすると、クリームがだれたり、傷みやすくなったりします。食べる分だけを切り分け、残りはすぐに冷蔵庫に戻すのがおすすめです。少しでも味やにおいに違和感がある場合は、期限内であっても無理に食べないようにしましょう。
