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清津峡渓谷トンネル

新潟県は日本一の米どころとして知られ、良質なもち米や米粉を活かした和菓子文化が古くから発展してきました。日本三大銘菓を持つ長岡をはじめ、各地に老舗の和菓子店が軒を連ねます。また豪雪地帯特有の発酵文化や保存食の知恵もお菓子作りに活かされており、他県では味わえない独自のスイーツが楽しめます。コシヒカリをはじめとする食の宝庫・新潟を訪れるグルメ旅行者や、和菓子の深い世界を探求する愛好家から特に支持されています。なかでも全国的に有名な新潟のおすすめスイーツをご紹介しましょう。

田中屋本店

笹団子(ささだんご)

笹だんごは、米どころ越後・新潟に古くから伝わる郷土のお菓子です。よもぎを練り込んだ米粉の生地であんを包み、笹の葉でくるんでイグサで結び、蒸し上げて作ります。笹をほどくと、よもぎと笹の青々とした香りが立ちのぼり、素朴でしみじみとした味わいが口に広がります。新潟県内には作り手が百軒前後あるといわれ、土産物としてはもちろん、農家の家庭で手作りされてきた暮らしに根ざした食べものでもあります。

由来には諸説あり、上杉謙信やその家臣が兵糧として考案したとする伝承のほか、身近な野山の恵みを使って庶民が自然に生み出したという説も有力です。材料の米、小豆、よもぎ、笹、イグサはいずれも土地で手に入るもので、笹の葉には抗菌・防腐の働きがあり、冷蔵技術のない時代の保存の知恵が生きています。端午の節句に作る習わしも各地に残ります。

1931年(昭和6年)創業の田中屋本店では、定番のつぶあん・こしあんに加え、くろさき茶豆やあらめ、きんぴらを包んだ変わり種も用意しています。新潟市内に直営店が十店あり、笹だんご作りを体験できる「みなと工房」も人気です。

越乃雪本舗 大和屋

越乃雪(こしのゆき)

越乃雪は、新潟県長岡市に本店を構える老舗和菓子店・越乃雪本舗大和屋がつくる、日本を代表する干菓子のひとつです。江戸時代に生まれ、その名は越後(新潟)に降り積もる雪の白さと清らかさになぞらえて名づけられました。上質なもち米からつくった寒晩しの粉と、風味高い和三盆糖などを合わせ、型に打ち出してつくられる打ち菓子で、雪のように真っ白で、ほろりと軽やかな口あたりが最大の特徴です。口に含むと、はかなくとろけるように溶けていき、和三盆ならではの上品で奥深い甘さと、ほのかな余韻が静かに広がります。長岡藩とのゆかりも深く、古くから茶席の菓子として愛され、その洗練された味わいは今日まで受け継がれています。金沢の長生殿、松江の山川とともに日本三銘菓のひとつにも数えられ、格式ある和菓子として知られています。日持ちがよく上品な佇まいから、お茶うけはもちろん、あらたまった贈答や手みやげとしても喜ばれ続けている、新潟が誇る伝統銘菓です。

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菓匠たくみや

朱鷺の子

「朱鷺の子」は、和と洋のよさをあわせ持った洋風和菓子です。中には、白いんげん豆の餡と、新潟産の卵黄を炊き上げた黄身餡がやさしく包まれています。それを、白あんをベースにバターと小麦粉を加えたオリジナルの生地で包み込んで焼き上げ、仕上げにホワイトチョコレートをまとわせた、ひと手間もふた手間もかけた贅沢な一品です。ひと口食べれば、黄身餡のまろやかな風味と、バターの豊かなコク、そしてホワイトチョコレートのやさしい甘さが口いっぱいに広がります。

コロンとした愛らしい一口サイズで、ちょっとしたおやつにぴったりなのも魅力です。和菓子でありながら洋菓子のような味わいのため、緑茶はもちろん、紅茶やコーヒーとも相性がよく、飲み物を選ばずにたのしめます。年齢や性別を問わず親しまれる味わいなので、どなたへの贈り物としても喜ばれることでしょう。

定番の黄身餡のほかにも、新潟の特産品である洋梨「ル・レクチェ」のソースを閉じ込めたものや、チョコレートで包んで金粉をまぶした華やかなものなど、いくつかの種類が用意されています。贈る相手に合わせて選び分けるのもおすすめです。上品で愛らしい新潟銘菓「朱鷺の子」を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

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