
広大な酪農王国・北海道には魅力的なスイーツがたくさんありますが、その中でもミルクの旨みがギュッと詰まったソフトクリームは絶対に外せない王道グルメ。
「北海道に来たら、絶対に本場の美味しいソフトクリームを食べたい!」と考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、「レンタカーがないと美味しいお店に行けないのでは?」「観光の合間にサクッと立ち寄れるお店を知りたい」とお悩みかもしれません。
そこで今回は、【札幌周辺・駅から徒歩圏内(駅チカ)】で食べられる絶品ソフトクリームを厳選してご紹介します。
北海道のソフトクリームはなぜ美味しい?

北海道で食べるソフトクリームは、なぜ他の地域と比べてこんなにも濃密で美味しいのでしょうか。
ただ「気分的に美味しく感じる」というだけでなく、そこには北海道ならではの恵まれた環境と、素材への圧倒的なこだわりという明確な理由があります。
まずは、北海道のソフトクリームが特別に美味しい理由をご紹介します。
北海道産の良質な生乳がソフトクリームのコクを生み出す
北海道のソフトクリームがおいしい理由として、まず外せないのが「生乳」の存在です。
北海道は国内最大の生乳生産地で、2024年の生乳生産量は423万3,000t。全国の約58%を占める、まさに酪農王国。
そんな北海道では、豊富な生乳を使って牛乳やチーズ、バターなど、さまざまな乳製品がつくられています。ソフトクリームもその一つで、北海道産の生乳をたっぷり使い、ミルク本来の風味やコクを楽しめる商品が数多くあります。
もちろん、ソフトクリームの味は生乳だけで決まるわけではありません。乳脂肪分の配合や砂糖の量、製法などによって、濃厚なタイプからすっきりしたタイプまで味わいはさまざまです。
それでも、良質な生乳を豊富に使える環境は、北海道のソフトクリームのおいしさを支える大きな魅力といえるでしょう。
乳脂肪分の高さが濃厚なミルク感につながる
北海道の生乳は、成分にもおいしさの秘密があります。
公益財団法人日本乳業技術協会の調査によると、2024年の北海道産生乳の年間平均は、乳脂肪分4.040%、無脂乳固形分8.866%でした。
全国平均は乳脂肪分4.019%、無脂乳固形分8.856%なので、北海道はいずれも全国平均を上回っています。
乳脂肪分は、牛乳のまろやかさやコクに関係する成分です。つまり、北海道産生乳の特徴は、ソフトクリームの「ミルク感」を楽しむうえでも注目したいポイント。ひと口食べたときに広がる、クリーミーでコクのある味わいにつながります。
ただし、生乳の成分は季節や地域などによって変わります。また、ソフトクリームは原料の配合や製法によって味が大きく変わるため、「北海道産なら必ず濃厚」というわけではありません。
だからこそ、北海道でソフトクリームを食べるときは、使われている生乳にも注目してみるのがおすすめです。「北海道産生乳使用」「牧場ミルク」などの表示を見つけたら、そのお店ならではのミルクの味わいを楽しんでみてください。
引用元:公益社団法人 日本乳容器協会「全国集乳路線別生乳成分調査 2025年3月」
涼しい北海道の気候も酪農をサポート
北海道の涼しい気候も、酪農を支える大切なポイントです。
乳牛は暑さが苦手な動物で、北海道の農業改良普及センターでは、乳牛の適温はおよそ5~20℃とされています。
暑熱ストレスを受けると、採食量や乳量が低下することがあるため、乳牛にとって過ごしやすい環境を整えることは生乳生産にとって重要です。
北海道は地域によって夏でも比較的涼しく、広大な土地を利用して牧草を生産できることも酪農に適しています。北海道庁も、冷涼な気候や広大な土地、高品質な牧草などを北海道の酪農を支える特徴として紹介しています。
こうした環境で育った牛から生まれる生乳を使い、各店舗が素材や配合を工夫することで、濃厚なタイプから後味のすっきりしたタイプまで、個性豊かなソフトクリームが生まれています。
北海道のソフトクリームは素材の良さ+こだわりが決め手
北海道のソフトクリームがおいしい理由は、「北海道だから」という一言だけではありません。
国内最大の酪農地域として豊富な生乳が生産されていること、生乳の成分に特徴があること、乳牛を育てる環境に恵まれていることなど、さまざまな条件が重なっています。
さらに、ソフトクリームはお店によって使う生乳や乳製品、砂糖の量、配合、製法が異なります。同じ北海道産の生乳を使っていても、濃厚でクリーミーなタイプ、ミルクの風味をすっきり楽しめるタイプなど、味わいはさまざまです。
北海道でソフトクリームを食べるなら、ぜひ「北海道産生乳を使っているか」「牧場直営なのか」「どんな素材にこだわっているのか」にも注目してみてください。
素材の背景を知ってから食べると、いつものソフトクリームがさらにおいしく感じられるかもしれません。
駅チカで楽しめる札幌周辺のソフトクリーム5選

恵まれた環境とこだわりの製法で作られる北海道のソフトクリームは、一口食べれば、北海道ならではのミルクの風味を楽しめます。
ですが、札幌周辺には魅力的なお店が多すぎて「結局どこへ行けば間違いないの?」と迷ってしまう方も多いかもしれません。
そこでここからは、【札幌周辺・駅チカ】の絶品ソフトクリームショップ5選をご紹介します。
旅行や出張、ショッピングの合間にも立ち寄りやすいアクセス抜群なお店ばかりですので、ぜひお気に入りの一品を見つけてみてください。
札幌周辺でおすすめのソフトクリーム5店舗
| 店舗 | 最寄り駅 | 駅から | 特徴 |
|---|---|---|---|
| KINOTOYA BAKE 丸井今井店 | 大通駅 | 直結 | 濃厚ミルク系 |
| 佐藤堂 | 札幌駅 | 直結 | シメパフェ系 |
| 札幌農学校 | 札幌駅 | 直結 | 放牧牛乳 |
| Akarenga sweets labo | さっぽろ駅 | 徒歩約4分 | 白い恋人ソフト |
| 町村農場 | 大通駅 | 直結 | 牧場直営 |
KINOTOYA BAKE 丸井今井店
「KINOTOYA BAKE(キノトヤ ベイク)」は、北海道札幌市で30年以上にわたって親しまれている老舗洋菓子店「きのとや」が手がける焼きたてスイーツの専門店です。
看板メニューの「極上牛乳ソフト」は、ミルクの濃厚な味わいに北海道産マスカルポーネを隠し味として加えた一品。より一層ミルク感が引き立つ、コクと深みのある“濃厚仕立て”の味わいが特徴です。
さらに丸井今井店を訪れたら絶対に見逃せないのが、店舗限定のスペシャルメニュー。
看板の極上牛乳ソフトに焼きたてのフィナンシェを半分のせた贅沢な「フィナンシェソフト」は、もちっと濃密なソフトクリームと香ばしいバターの風味が絶妙なマリアージュを奏でます。
つぶあんの優しい甘さが加わった「あんバターフィナンシェソフト」も絶品です。
地下鉄「大通駅」直結という抜群のアクセスも魅力で、ショッピングの合間のご褒美スイーツにもぴったりです。
- 主なメニュー
極上牛乳ソフトコーン 591円(税込)
フィナンシェソフトカップ 591円(税込)
あんバターフィナンシェソフトカップ 601円(税込) - アクセス
丸井今井札幌本店 大通館地下2階(地下鉄「大通駅」20・22番出口直結) - 営業時間: 10:30~20:00
パフェ 珈琲、酒、佐藤 / 佐藤堂
札幌の夜の定番である「シメパフェ文化」を全国に定着させた名店「パフェ 珈琲、酒、佐藤」。
そのこだわりが凝縮された味わいを、大丸札幌店内にある「佐藤堂」でも楽しむことができます。
ソフトクリームをはじめ、アイスやソルベ、ムース、ケーキに至るまで、提供するすべてのスイーツを手作りにこだわっているのが最大の魅力です。
北海道産の牛乳・生クリーム・砂糖を贅沢に使用したソフトクリームは、濃厚なコクがありながらも甘すぎず、素材そのものの旨みが口いっぱいに広がります。
イートインでゆったり味わいたい方には、大丸限定の「佐藤のソフトクリーム+お飲み物セット」がおすすめ。もう少し満足感が欲しい時には、見た目も華やかな「サンデー+お飲み物セット」を選ぶと大満足間違いなし。
JR札幌駅直結のカフェで、贅沢なカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 主なメニュー
佐藤のソフトクリーム+お飲み物セット 1,124円(税込)~
サンデー+お飲み物セット 1,675円(税込) - アクセス: 大丸札幌店 8F(JR札幌駅直結)
- 営業時間: 11:00~22:00(L.O. 21:00)
札幌農学校 JR札幌駅店
北海道土産として大人気の「北海道ミルククッキー」で知られる「札幌農学校」。
JR札幌駅構内にある「北海道四季マルシェ」内の店舗では、できたてのソフトクリームを楽しめます。
こちらの「放牧酪農ミルクソフト」は、北海道にある直営牧場で搾られた新鮮な放牧牛乳を100%使用。一口食べれば、牛乳本来のフレッシュで自然な甘みとコクがストレートに伝わります。
さらに嬉しいのが、ソフトクリームを彩る贅沢なトッピングです。バター香る焼きたての「北海道ミルククッキー」が添えられているほか、コーン部分にもサクサク食感のサブレ生地を使用しており、コク旨なソフトクリームとの相性は抜群。
観光や移動の合間にサクッと立ち寄れる利便性の高さも魅力です。
- 主なメニュー
放牧酪農ミルクソフト(コーン・カップ) 572円(税込) - アクセス
札幌ステラプレイス CENTER 1F 北海道四季マルシェ内(JR札幌駅直結) - 営業時間: 9:00~21:00
石屋製菓 白い恋人 Akarenga sweets labo
北海道土産の定番「白い恋人」を手がけるISHIYA(石屋製菓)のソフトクリームを味わえるのが、赤れんが庁舎内にある「Akarenga sweets labo」です。
名物の「白い恋人ソフトクリーム」は、北海道産の美味しい生乳と「白い恋人」に使用されているチョコレートを練り込んだ人気メニュー。まろやかで濃厚なコクがありながらも、後味は驚くほどあっさりとしており、最後まで飽きずに美味しく食べられます。
より贅沢感を味わいたい方には「白い恋人トッピングソフトクリーム」がおすすめ。
サクサク食感のラング・ド・シャクッキー「白い恋人」がまるごとトッピングされ、チョコレートまたはストロベリーのソースをかけて楽しむことができます。
歴史ある赤れんが庁舎の雰囲気を楽しみながら立ち寄ってみてください。
- 主なメニュー
白い恋人ソフトクリーム 500円(税込)
白い恋人トッピングソフトクリーム 650円(税込) - アクセス
赤れんが庁舎1階(地下鉄さっぽろ駅10番出口から徒歩約4分) - 営業時間: 9:00~19:00
町村農場 大通公園店
100年以上の歴史を誇る老舗牧場「町村農場」の直営ショップが大通公園近くに構える「大通公園店」です。店内には、農場から直送される新鮮な牛乳、のむヨーグルト、バター、チーズなどがずらりと並びます。
看板メニューの「牧場ミルクソフトクリーム」は、自社農場の新鮮なミルクを贅沢に使用して作られています。
口に入れた瞬間に豊かなミルクの風味が広がりますが、甘さは控えめで後味が驚くほど軽いのが特徴。濃厚なのにしつこくなく、ペロリと食べられてしまいます。
店舗は大通駅直結の「大通ビッセ」1階にあるため、天候を気にせずアクセスできるのも嬉しいポイント。大通公園の散策がてら、創業100年を超える牧場の本物の味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。
- 主なメニュー
牧場ミルクソフトクリーム イートイン 528円(税込)
テイクアウト 519円(税込) - アクセス
大通ビッセ 1F(地下鉄「大通駅」6番出口直結) - 営業時間: 10:00~20:00
