
山形県は「フルーツ王国」とも呼ばれ、さくらんぼ・ラ・フランス・ぶどうなど全国屈指の果物産地です。その豊富な果物文化がスイーツにも反映され、フルーツを活かした洋菓子や季節の和菓子が年間を通じて楽しめます。また江戸時代から続く老舗和菓子店が伝統の銘菓を守り続けており、旅行者のみならず全国からスイーツファンが訪れます。フルーティーな風味を好む若い世代から、伝統的な和菓子を好む年配層まで幅広い購入者に支持されています。なかでも全国的に有名な山形のおすすめスイーツをご紹介しましょう。
山形県の特集記事一覧
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さくらんぼやラ・フランス、ぶどうやりんごなど、四季折々の果実が途切れることなく実る山形県は、全国にその名を知られる「果樹王国」です。 季節ごとに旬の味覚を楽しめることから、果物を使った菓子や加工品も豊富に生み出されています。 山々に囲まれた…カテゴリー:スイーツシーズン:お取り寄せ
乃し梅本舗 佐藤屋
乃し梅
乃し梅は、山形市の老舗和菓子店・乃し梅本舗佐藤屋がつくる山形を代表する伝統銘菓です。佐藤屋は文政四年(1821年)創業で、初代・松兵衛は江戸時代に山形へ伝わっていた梅を煮詰めた気付け薬を扱う薬屋の生まれ。菓子屋を開いた後もその業を受け継ぎ、代々の試行錯誤を重ねて寒天の導入や旬の梅を缶詰にする技術を獲得し、薄く流した寒天を干して乾燥させるという山形らしい工夫によって、明治初期に現在の菓子の形へと完成させました。鉄道網の発達とともに全国へ広まった「のし梅」の元祖の一軒とされ、使用する梅は100%山形産の完熟梅。酸味と香りのしっかりした節田梅を中心に白加賀などを用いることで、濃厚な完熟梅の味わいと香り、もっちりとした独特の食感が生まれます。そのまま食べるほか、スライスチーズにのせたり、短冊状に切って結び料理のあしらいにするなど、一工夫で楽しみ方が広がるのも魅力です。同店では乃し梅を短冊に切って砂糖をまぶし乾燥させた「梅しぐれ」や「乃し梅のシロップ」も展開し、八代目のもと「和菓子をちょっと自由に」を掲げて乃し梅チョコ「玉響」などのネオ和菓子も生み出しています。
シベール
ラスク
ラスク(ラスクフランス)は、山形市に本社を置く洋菓子メーカー・シベールを代表する看板商品です。シベールは1966年10月創業のパティスリーで、山形蔵王の麓にある「麦工房」でラスクを製造しています。最大の特徴は、余ったパンを再利用するのではなく、ラスクのためだけにフランスパンを焼き上げている点です。当時のラスクは残ったパンの再生品が当たり前でしたが、専用に焼いたフランスパンで作ったところ驚くほどおいしく仕上がり、日本初の贈答用高級ラスクがここ山形から生まれました。おいしさのひみつは、職人の丁寧な手仕事による本物のフランスパン。型に入れずのびのびと焼き上げることで生地がふくらむ際に大小の穴ができ、同社はこれを「おいしいポケット」と呼んでいます。その空洞にバターがしっかりと染み込むことで、シベールならではの豊かな風味と軽快な食感が生まれます。定番のプレミアムバターをはじめ、ブルーベリー、ショコラ、メープル+くるみ、ガーリック、カリカリアーモンドラスクなどがそろい、オニオンラスクやさくらんぼラスクといった季節商品も登場。山形土産や贈答品として広く親しまれています。
