
大分県は温泉湧出量・温泉地数ともに日本一を誇る「おんせん県おおいた」です。別府・由布院という国内屈指の温泉リゾートには年間数千万人の観光客が訪れ、温泉旅行と銘菓購入が一体となった観光スタイルが定着しています。フランシスコ・ザビエルが上陸した地としての歴史も持ち、南蛮文化の影響を受けた独自のスイーツが存在します。温泉目的の旅行者をはじめ、カップルや家族連れ、シニア層まで幅広い観光客が大分スイーツを楽しんでいます。なかでも全国的に有名な大分のおすすめスイーツをご紹介しましょう。
ざびえる本舗
ざびえる
土台となる朝鮮飴は、千二百年ほど前に遣唐使が伝えた中国の製法に由来するといわれ、かつては日持ちのする保存食として「長生飴」「肥後飴」などと呼ばれていました。肥後の城主・加藤清正が陣中食として携えたことから今の名がついたと伝えられ、朝廷や将軍への献上品にもなった格式ある菓子です。しかし独特の食感が敬遠され作り手が減るなか、この伝統を次の世代へ残したいという思いから、約一年半の試作を重ねて生まれたのが本品でした。
湖月堂
ぎおん太鼓
ぎおん太鼓は、福岡・小倉に本店を構える御菓子司・湖月堂を代表するお菓子のひとつで、栗饅頭とともに長く愛され続けてきた同店自慢の焼き菓子です。その名は、勇壮な祭りとして知られる小倉祇園太鼓にちなんでおり、太鼓を思わせる姿と、北九州らしい情緒を感じさせます。サクサクと香ばしいパイ生地で、ていねいに炊き上げた餡をやさしく包み込み、こんがりと焼き上げているのが特徴です。ひと口ほおばると、幾層にも重なったパイ生地の軽やかな食感と、バターの豊かな風味、そして中の餡の上品でまろやかな甘さが一体となって広がり、和と洋の魅力をあわせ持つ奥深い味わいが楽しめます。抹茶を餡に練り込んだ季節限定の品など、風味の違いを楽しめる商品もそろっています。産地や品質にこだわった素材を用い、ていねいにつくられているのも安心です。ひとつずつ個包装され、日持ちもよく手渡しやすいことから、日々のおやつやお茶うけはもちろん、北九州・福岡の手みやげや、ちょっとした贈りものとしても喜ばれ続けている、湖月堂ならではの一品です。
岡本屋売店
地獄蒸しプリン
名前は、熊本城本丸御殿でもっとも格式の高い一室「昭君の間」に由来します。パッケージには中国四大美人の一人・王昭君の障壁画をモチーフにしたデザインを採用。故郷を離れて嫁ぐ道中、馬上から月を眺めたであろう彼女の心情に想いを寄せた意匠です。モンドセレクション銀賞やジャパン・フード・セレクション金賞なども受賞しています。
