
福岡県は九州の玄関口として、国内外から多くの人々が行き交う活気あふれる都市です。博多は古くから大陸との交易が盛んで、その影響を受けた食文化が今も息づいています。全国的に有名な銘菓を多数持ち、特に博多のお土産スイーツは日本各地のビジネスパーソンが手土産として買い求める定番品です。グルメの街・福岡は若い世代から年配層まで食への感度が高く、新旧問わず多彩なスイーツが発展し続けています。なかでも全国的に有名な福岡のおすすめスイーツをご紹介しましょう。
福岡県の特集記事一覧
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古くからアジアとの交流拠点として発展してきた福岡県。 海外からさまざまな文化や食が伝わり、商人や旅人をもてなすなかで独自の食文化が育まれてきました。 なかでも港町・博多は、かつて日本で最も早く海外の食文化や製法が舞い降りた地。 商人の町とし…カテゴリー:スイーツシーズン:お取り寄せ
明月堂
博多通りもん
博多通りもんは、福岡・博多の菓子舗、明月堂が手がける看板商品の「西洋和菓子」です。まんじゅうでありながら、皮にはバターや練乳、生クリーム、蜂蜜などを使い、ミルクの香るやわらかな生地に仕上げているのが特徴。中には隠元豆を丹念に練り上げた白あんがたっぷり詰まっており、舌の上でとろけるようななめらかさと、しっとりと上品な甘さが広がります。
厳選した材料だけを使い、焼き上げたあとにじっくり熟成させることで、皮とあんが一体となり、あの独特のしっとり感が生まれます。和菓子の落ち着きと洋菓子のコクが同居した味わいは幅広い世代に好まれ、福岡土産の定番として、また取り寄せスイーツとしても高い人気を集めています。
名前の由来は、五月三日・四日に開催される博多の祭り「博多どんたく」。どんたく衣装をまとい、三味線や笛太鼓を鳴らしながら街を練り歩く人々を、博多弁で「通りもん」と呼びます。ミルクの香る、ハイカラな装いのまんじゅうにふさわしい名として付けられました。なお、博多の心を味わってもらうため、店頭販売は主に福岡市近郊に限られています。
如水庵
筑紫もち
筑紫もちは、福岡の筑紫菓匠・如水庵を代表する看板商品で、福岡・博多を代表する銘菓として広く親しまれています。如水庵は、古くは神社仏閣へのお供物菓子を調進してきた由緒ある菓子舎で、代々受け継がれてきた伝統の技を守りながら和菓子づくりを続けており、その心がこの筑紫もちにも息づいています。やわらかな求肥のお餅に、香ばしいきな粉をたっぷりとまぶし、別添えの黒蜜を好みの量だけかけていただく、素朴で味わい深いお菓子です。上品な風呂敷を思わせる包みにていねいに包装されているのも特徴で、包みを開いて黒蜜をとろりとかける楽しさも魅力のひとつです。ひと口ほおばると、もちもちとやわらかなお餅と、香ばしいきな粉、コクのある黒蜜が口の中で一体となり、素朴ながらも奥行きのある、飽きのこない味わいが広がります。上質な素材を大切に、ていねいにつくられているのも安心です。日々のおやつやお茶うけとしてはもちろん、博多・福岡の手みやげや、ちょっとした贈りものとしても喜ばれ続けている、福岡を代表する和菓子です。
ひよ子
ひよ子(名菓ひよ子)
名菓ひよ子は、ひよ子本舗吉野堂を代表する看板商品で、愛らしいひよこの姿をかたどった、全国的にも広く知られる焼き饅頭です。福岡で生まれたこのお菓子は、ふっくらとしたひよこの立体的な形が最大の特徴で、つぶらな瞳と丸みを帯びた愛嫁たっぷりの姿は、世代を超えて多くの人に親しまれてきました。しっとりとやわらかな生地で、いんげん豆などを用いたまろやかな黄身あんをやさしく包み込み、ふっくらと焼き上げているのが特徴です。ひと口ほおばると、生地の香ばしくやさしい風味と、なめらかでコクのある黄身あんの上品な甘さが一体となって広がり、和菓子でありながらどこか洋菓子のようなぬくもりも感じさせる、飽きのこない味わいが楽しめます。くどさのないやさしい甘さは、子どもから年配の方まで幅広い世代に好まれています。見た目の愛らしさから、手渡したときに笑顔がこぼれるのも魅力のひとつです。日々のおやつやお茶うけとしてはもちろん、福岡や東京の手みやげ、ちょっとした贈りものとしても喜ばれ続けている、長く愛される名菓です。
